- しょうこん
- I
しょうこん【傷痕】(1)きずあと。
「~なまなましい」
(2)〔(ギリシヤ) stigma〕十字架上のキリストが受けたのと同一の傷が信仰者の体(両手・両足・脇腹・額)にあらわれたもの。 アッシジのフランチェスコの例が著名。 聖痕。IIしょうこん【商魂】商売に徹する意欲・気構え。III「たくましい~を発揮する」
しょうこん【小根】〔仏〕 小乗しか受けいれる能力をもたない者を大乗の側からいう語。IVしょうこん【性根】根気。 根性。Vしょうこん【招魂】肉体から離れ出た霊魂を呼び戻して鎮めること。 また, 死者の霊を招いてまつること。→ 魂呼ばいVIしょうこん【正紺】本藍(ホンアイ)で染めた紺色。VIIしょうこん【消魂・銷魂】(1)驚きや悲しみのために気力が失せること。「彼(カノ)~も, 此怨恨も暫し征清戦争の大渦に巻込れつ/不如帰(蘆花)」
(2)夢中になること。 我を忘れること。VIII「蝶の移り香に~の思を残す/近代批評の意義(抱月)」
しょうこん【焼痕】焼け跡。 特に, 野焼きのあと。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.